MBSでのRaymond Swanlandイラストカードは《カルドーサの炎魔》1枚のみで、
そのあまりのリミテッド無双っぷりからドラフトでは散々お世話になったが
《業火のタイタン》と同じマナ域では流石にスタンで使うには至らなかった。

今回NPHでは4種類のカードイラストを手掛けているが
その中でも電波臭の漂う《憤怒の抽出機》が俺の琴線に触れたので
早速デッキを組んだぜ。

「憤怒の奔流」
クリーチャー(8)
4 《ファイレクシアの変形者》
4 《溶鉄鋼のドラゴン》
スペル(29)
4 《定業》
3 《四肢切断》
4 《テゼレットの計略》
3 《ボーラスの工作員、テゼレット》
4 《永遠溢れの杯》
4 《太陽の宝球》
3 《転倒の磁石》
4 《憤怒の抽出機》
土地(23)
4 《水没した地下墓地》
4 《闇滑りの岸》
4 《忍び寄るタール坑》
2 《沸騰する小湖》
4 《島》
4 《沼》
1 《山》

こういうカードは重ねて引いても恩恵が薄かったりマナが掛かるものが多かったが
《抽出機》は単純に置くだけで効果が倍になるので重ね貼り上等なのが強く、
しかも今回のΦマナ《Copy Artifact》である《ファイレクシアの変形者》が
その能力の誘発をしつつ効果の累積に大きく貢献してくれるのが素晴らしい。
次手に2種8枚のマナアーティファクトを出せば3手目には《抽出機》が着地して
スペルを使ってボードを形成しながら暇を見て本体を焼いていくという
非常にイヤらしい動きが楽しくてたまらない。
《計略》はドローに増殖が付いてくるのでマナファクトや《磁石》
《テゼレット》を出しているとコストに見合わないスペルと化すし、
《抽出機》があれば更に火力追加とチートスペルの域になる素敵カード。
《テゼレット》はこのアーティファクトデッキにおいて優秀なカードで
キーカードである《抽出機》や《変形者》《ドラゴン》をサーチ出来るのは勿論、
過剰なマナファクトを生物化させて殴らせたり、マナさえあれば
《計略》から即奥義に至る事も出来るもうひとつの勝ちパターンを形成してくれる。
ライフを削るこのデッキでは避雷針になってくれるのも地味に有り難いところ。

とまあ色々書いたけど、実はddsさんトコで既に触れられてしまったので
ほとんど二番煎じになってしまったのよねw

ともあれ取り敢えずはこの形で落ち着いたのだが使うか悩んでるカードが
《呪文滑り》と《攻撃的な行動》。
前者はキーカードを守れるし、後者は《抽出機》から5点ダメージを出しつつ
相手のフィニッシャーをパクって殴れるフィニッシュブロウ的存在。
インスタントなので守りに使えるのもポイント。
どちらもサイドで良いと言えばそうなのだが、メインアーティ破壊も当然な
今の環境なら《呪文滑り》くらいは挿したいのだが・・・枠としては何だろう?
《転倒の磁石》かなあ。

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